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ボカロリカちゃん〜感無量

１．購入動機私は大分以前、シンセサイザーやサンプリングマシンを楽しんでいた時期があり、（今は「宅録」と言うらしい、当時は「自宅録音」と言っていました。）当時愛用していたデジタルシンセサイザーヤマハＤＸ７に女声を模した設定例があり、「それならば」と同じく愛用のアナログポリシンセサイザー、コルグポリ６でも女声を模したりしました。当然それらはハミングでしかなく、「いずれは歌詞を歌わせる事が出来る様になる。」と当時思いましたが、私自身は音楽趣味から離れて久しくなってしまいました。その後、ウィンドウズ９５の始まりの音楽がブライアン・イーノとクレジットされていたのには度肝を抜かれ、さらに「メガゾーン２３」という下らないアニメが公開され、更に数年後、その下らないアニメに出て来た「時祭り何とか」の様な、ＣＧと合成音声の歌手を某芸能プロダクションが本当にデビューさせようとして失敗し・・・最近は「ボーカロイド」といってＤＴＭのプラグインとしてそうした物が一般に市販されて・・・「ボカロクラシカ何とか」と言って、オペラの魔笛等も堂々とした演奏。私にはまるで走馬灯の様な「電子音楽」。結局ボーカロイドもゼロからの合成では無い様で、数時間かけて歌手の声からデータを作るらしいです。まるでデジタルピアノか、大昔のメロトーン（録音されたテープが鍵盤の数だけ入っている）みたいですね。私個人は当時最安だったサンプリングマシン、ＡＫＡＩのＳ６１２で梅酒をつくる大きなガラス容器等本来楽器では無い物をドラムスティックでひっぱたいてコレをサンプリングして、ピアノの様に両手で弾けたのが凄く楽しかったです。小学生の頃遊んだ、ストロー笛もこれで自在に演奏出来ました。私にはこんな思い出があるので、ボカロのキャラがお子さん向けのお人形さんになっているのは、ある意味感無量なので、それで買いました。（私の好きなシンセスト：パトリック・グリースン、ヴァンゲリス、冨田勲、ウェンディ・カーロス、スザンヌ・チアーニ）２．お人形さんの感想音楽モノというのを別としても他のリカちゃんよりずっと「やんちゃ」な感じ。ほかのリカちゃんはおっとりし過ぎているけれどこの子は違います。１）ヘッドやはりリカちゃん、下膨れのお顔は美形とは言えませんが、ヘアスタイルで見事にゴマカシ、小顔に見せています。ただ、真横から髪型を見ない方が良いです。バリエーションの「雪ミク」版は御髪の色が少し異なります。２）ボディ万歳、前へ倣え、は出来ますが、腕を広げられません。腰は捻る事が出来ると言うよりグルグル回せます。私はいつかオビツボディに換装するかも知れません。３）お洋服特徴的なステージ衣装が良く再現されています。ただ、「手っこ」がズルズル下がってきます。バリエーションの「雪ミク」版には手っこが無く、代わりにマントと帽子が付属。お洋服全体のデザインも異なります。４）靴下黒いニーハイソックスの入り口に青緑のリボンをあしらい素敵です。バリエーションの「雪ミク」版は黒いパンストを履いています。５）靴割と凝った作りで、ソールを青緑にしてあります。バリエーションの「雪ミク」版は白い半長靴を履いています。３．総評私個人の趣味では、所謂リカちゃんは余り好きでは無く、むしろ「はると君」を女性に改造した子の方が美しいと思っていますが、この子に関しては「やんちゃ」な感じが返って可愛いと思え、高かったですが、買って良かったと思っています。４．写真１）社外品のマイクを持たせて・・・今の歌手はヘッドセットが多いですね。２）演歌、ポップス、シャンソン、こうして見ると、黒いワンピの子も素敵。３）パッチ式のシンセサイザーに縛られるリカちゃん。（私がかつて愛用したローランドシステム―１００Ｍ）４）卓の上のリカちゃん。（これも私のかつての愛用品）５）最近の小型キーボード（ＡＫＡＩ　ＭＰＫ　ｍｉｎｉ）のドラムパッドでステップ・・・６）ロックヴァイオリンデュオ、「Ｖ−ＴＷＩＮＳ」バックはギターレスバンド、「ＭＩＫＳＴＡＲＳ」（シールド、モニター、アンプ類は省略。）Ｖ−ＴＷＩＮＳ右：リードボーカル、２ｎｄヴァイオリン「はるちゃん」左：ボーカル、１ｓｔヴァイオリン「なつちゃん」二人のお洋服は私が個人作家様に、コンセプトを文章でお伝えし、特別に製作して頂いた物です。コンセプトはズバリ「ミニのゴスロリ」このお人形さん本体ヘッド：はると君ボディ:オビツ２２ｃｍ改、Ｌより更にグラマラスにしました。そう言えば少し昔、エレクトリックヴァイオリン、エレクトリックチェロによる女性ばかりの室内楽のロックバンドが有り凄く格好良かったです。ＭＩＫＳＴＡＲＳ左：ＫＥＹ、バンマスの香山ミクちゃん。中：Ｄｒｍｓ、雪野ミクちゃん。キックが強すぎてベードラがズレた！右：Ｂａｓｓ、美玖野リカちゃん。